子供と高尾山に行こうと思うんだけど、普段登山なんてしないし、何か特別な服装や道具は必要なのかな?
そんなあなたに季節が変わるごとに子供と高尾山に登っているわたしが回答します。
結論からいうと高尾山登山のために特別購入が必要なものはありません。
私は普段は本格的な登山をしますが、子供と高尾山に行くときにはユニクロの服にニューバランスのスニーカーで行くことが多いです。
本格的な登山を求めていない人にとってはその準備で十分な場所です。
しかし高尾山といえど立派な山。
コースによっては本格的な登山になるため、注意してほしいポイントを以下に分けてご紹介しています。
- コース、スケジュールの注意点
→1号路がおすすめ。午前中には山頂につき、夕暮れまでには下山する - 服装、靴の注意点
→服装、靴は動きやすいものであれば普段のものでOK - 持ち物の注意点
→最低限の食べ物は持っていく
この記事では普段登山はしない、子供と高尾山に登る人向けに、コース、スケジュール、服装、靴、持ち物の注意点を紹介します。
この記事を読めば普段登山しない人でも子供と安全に楽しく高尾山に行くことができるでしょう。
コース、スケジュールの注意点
コース
高尾山にはさまざまなコースがあり、コースによって大きく難易度が変わります。
コース | 難易度 |
1号路( 表参道コース ) | ★☆☆ |
2号路( 霞台ループコース ) | ★☆☆ |
3号路( かつら林コース ) | ★★☆ |
4号路( 吊り橋コース ) | ★★☆ |
5号路( 山頂ループコース ) | ★☆☆ |
6号路( びわ滝コース ) | ★★★ |
稲荷山コース( 見晴らし尾根コース ) | ★★★ |
普段山登りをしない方であれば往復ケーブルカー・リフトを利用して1号路がもっともメジャーで安全なコースのため、おすすめです。(ケーブルカー・リフトを利用しないと1号路も結構大変なのでご注意ください。)
スニーカーでいけるのは1~5号路あたりです。
1号路以外は山道ですが幼稚園や小学生の遠足でも利用されてるので危険な山道ではありません。
6号路は大きな石や水辺を歩くだけでなく距離も長いため子供には不向きなのと、大人でもスニーカーでは不向きです。
稲荷山コースは6号路と比べると歩きやすくはありますがこちらも距離が長いため不向きです。
どちらも私は5歳の子供とスニーカーで行ったことはあるので行けなくはないのですが、靴がぐしょぐしょになり、足が疲れるため推奨はできません。
スケジュール
かならず夕暮れまでには下山する計画を立てましょう。
なぜなら夕暮れ以降は山の中は真っ暗になるからです。
ヘッドライトなどの準備がないと大変危険です。
夕方以降もちらほら人はいると思いますが、多くはきちんとヘッドライトを持ってきてナイトハイクを楽しむ人ですので人がいるからといって安心して、遅くならないようにしましょう。
また、午前中には山頂についているスケジュールを組んだ方がよいです。
なぜならケーブルカー・リフトや1号路は昼頃からはどの季節でもかなり混雑するからです。
人込みや行列は子供にとっては我慢できるものではないと思うので、午前中には山頂についているスケジュールを組みましょう。
服装、靴の注意点
1~5号路であれば登山用品をそろえればより快適に登ることはできますが、登山が好きでない限りは特に必要ありません。
服装
1~5号路を選ぶのであれば大人も子供も動きやすい服装、運動するような服装であれば特別な準備は必要ありません。
長く歩くのでロングスカートやストレッチのきかないジーンズは避けた方がいいです。
登山用品でなく、多くの人が持っているようなものでより快適に登るための対策としては2点あります。
- 一枚あったかい服を着るのではなく、暑い、寒いをこまめに調節できるようにレイヤードする。
- ユニクロのエアリズムのような速乾性の肌着をインナーに着る。
登ったり、休憩したりを繰り返すので、汗が乾いて寒くなって体温を奪ってしまう、ということを防ぐために有功です。
靴
靴に関しても1~5号路であれば普通のスニーカーや運動靴で問題ありません。
重くなく、普段から履きなれているものを選びましょう。
履きなれていないと靴擦れを起こし、痛くて歩けなくなってしまいます。
持ち物の注意点
こちらも1~5号路で、暗くなる前に下山する前提であれば最低限以下があればなんとかなります。
子供の食べ物、飲み物は念のため持って行った方がよいでしょう。
お金 | 1号路にはお店や自動販売機があるので大人のご飯や飲み物は購入する前提であれば持っていかなくても。 |
携帯電話 | 予備のバッテリーもあると安心。 |
タオル | 持ち運べるサイズがいいです。 |
水筒 | 自動販売機はありますが念のため持っていきましょう。 |
お弁当 | お店に子供が食べられるものがあるとは限らないので子どもの好きなものをもっていくのがよいです。 |
行動食(お菓子)・非常食 | お菓子は子供に選んでもらうと登山の楽しみが増えていいです。 |
レジャーシート | ご飯を食べる時や休憩に。山頂付近は人が多く、ベンチを利用できる可能性は低いため。 |
ビニール袋 | ゴミを入れるために。 |
雨カッパ | 山の天気は変わりやすいため、念のため。 |
子供と高尾山、服装、持ち物 まとめ
普段登山はしないけれど、子供と高尾山に登る人向けに、コース、スケジュール、服装、靴、持ち物の注意点を紹介しました。
- コースは1号路がおすすめ。午前中には山頂につき、夕暮れまでには下山する
- 服装、靴は動きやすいものであれば普段のものでOK
- 持ち物は最低限の食べ物は持っていく
子供と気軽に楽しめる高尾山ですが、コースによっては注意する点があります。
この記事を参考に子供と安全に楽しく高尾山にお出かけしてみて下さい。
山頂を目指さない方にはこちらの記事もおすすめです。

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