登山コース

子供と高尾山登山、おすすめコースがこれでわかる【経験、年齢別】

はじめて子供と登山するんだけど高尾山っていろいろコースがあってどこを選んだらいいかわからない。どこが一番人気なんだろう?

子供と高尾山に登山に行きたいと思っている。
うちの子供の年齢だと、どのコースがいいんだろう?

ナマケモノ

そんなあなたに季節が変わるごとに子供と高尾山に登っているわたしが回答します。

結論からいうと以下です。

  • はじめての人、4歳くらいはケーブルカー・リフトを利用して1号路
  • 2回目の人、4歳、5歳は下りは4号路
  • 慣れている人、5歳以降は6号路にチャレンジ

実際に私も子供と一緒にこれらのコースで登山し、トラブルなく下山できました。

この記事では子供と高尾山に登る人に、経験、年齢別におすすめコースとその詳細を紹介します。

この記事を読めばあなたに最適なコースがみつかることでしょう。

なお、子供によって体力や判断力は異なります。
年齢はあくまで参考としてみて下さい。

はじめての人、4歳くらいは1号路

子供と高尾山を登るのがはじめての人、4歳くらいの子供と一緒に行く人はケーブルカー・リフトを利用して以下で行くのが最適です。

登り、下り(1号路)

出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/)地理院タイル を加工して作成

登り
ケーブルカー清滝駅

ケーブルカー高尾山駅

1号路

山頂

下り
山頂

1号路

ケーブルカー高尾山駅

ケーブルカー清滝駅

なぜなら1号路には以下の特徴があるからです。
最も人気のコースのため、はじめてでどこのコースを選んだらいいかわからない人はこちらを選べば間違いがありません。

  • ほぼ舗装路のため最も難易度が低い
    →子供が歩けなくなっても簡単に下山したり、おんぶして登りきることができます。
  • 薬王院を通ったり、お店が多かったり、子供も飽きないで歩くことができる
    →同じ景色の中を歩くだけで子供が飽きてしまう、ということがありません。食べ歩きするのも楽しいです。
  • トイレがたくさんある
    →リフト駅横、ケーブルカー駅向かい、薬王院、山頂下トイレ、山頂にあるので安心です。子供用トイレや、ベビーシートのあるトイレもあるのでおむつ替えも可能です。

実際、私の子供も4歳3ヶ月のときにこのルートで、自分の力で登頂できました。

3歳のときも挑戦していますが、最後まで自分で歩くのは難しく、おんぶをしていました。
※抱っこでは前が見えなくなるため、おんぶがおすすめです。

2回目の人、4歳、5歳は下りは4号路

子供と高尾山を登るのが2回目の人、4歳、5歳くらいの子供と一緒に行く人は下りは4号路を利用するのが最適です。

登り(1号路) 下り(4号路)

出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/)地理院タイル を加工して作成

登り
ケーブルカー清滝駅

ケーブルカー高尾山駅

1号路

山頂

下り
山頂

4号路

ケーブルカー高尾山駅

ケーブルカー清滝駅

多少登山に慣れていても登りは子供にとって大変なため、ケーブルカー・リフトを利用して1号路で行くことをおすすめします。

そして下りは4号路に挑戦してみてはどうでしょうか。
1号路とは山頂下トイレで分岐しています。

4号路には以下の特徴があり、1号路と比べて冒険感を味わうことができるため、子供たちはやる気を出します。

  • 吊り橋があり冒険感たっぷりで楽しい
    →3号路も同じくらいの難易度なのですが、吊り橋があるため4号路の方が人気のコースです。吊り橋はそんなに揺れないのでそれほど危険や怖さは感じません。
  • ケーブルカー・リフト乗り場に戻れる
    →一番下まで降りることはないため、距離が短いです。

私の子供は5歳になった月にこのルートで、下山しています。
「冒険の道だ!」と大喜びで、最後まで自分で歩きました。

慣れている人、5歳以降は6号路にチャレンジ

子供との登山に慣れている人、高尾山には何度も登っている人、5歳以降の子供は6号路にチャレンジしてみるのがおすすめです。

登り(1号路) 下り(6号路)

出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/)地理院タイル を加工して作成

登り
ケーブルカー清滝駅

ケーブルカー高尾山駅

1号路

高尾山山頂

下り
高尾山山頂

6号路

ケーブルカー・リフトを利用せずに下山

こちらも多少慣れていても登りはケーブルカー・リフトを利用したほうが子供が楽しめるので1号路で行くことをおすすめしています。

下りは小川に沿って歩く6号路に挑戦してみてはどうでしょうか。
6号路は山頂下トイレで分岐しており、ケーブルカー・リフトを利用せずにケーブルカー清滝駅まで下山するルートとなっています。

6号路には以下の特徴があり、高尾山とは思えないほど本格的な登山道です。

足元の悪いコースで距離も長いため、子供も登山靴を推奨します。(スニーカーでいけないことはないですが)

  • 小川に沿った道で、特に夏は涼しさを感じられる
    →小川をジャンプしたり、木の根っこを歩いたり、岩をよじ登ったり、自然のアスレチックのようでとても楽しいです。
  • 花、鳥、昆虫を観察できる
    →他のコースよりも自然豊かなため多くの種類の花や鳥、虫を発見できます。

私の子供は5歳3か月のときにこのルートで下山しています。

最後はなかなか疲れた様子でしたがケーブルカーの駅まで戻ってきたときは親子ともに達成感がありました。

子供と高尾山登山、おすすめコース まとめ

  • はじめての人、4歳くらいはケーブルカー・リフトを利用して1号路
  • 2回目の人、4歳、5歳は下りは4号路
  • 慣れている人、5歳以降は6号路にチャレンジ

子供と高尾山に登るとき、どのコースで行けばいいか迷っている人は多いと思います。

高尾山はさまざまなコースがあり、子供の体力、経験にあったコースを選ぶことができるので何度行っても楽しめる山となっています。

経験、年齢別におすすめコースを紹介したのでこちらを参考に、高尾山で子供と登山デビューしてみてはどうでしょうか。

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参考になれば幸いです。ではまた!