子供とたまに登山をするんだけど登山靴って必要なのかな?
そんなあなたに登山歴10年以上、今は子供とよく登山に行っている私が回答します。
結論から言うと以下となります。
未就学児なら登山靴より普段の運動靴
その理由は
- 登山靴が必要な山に行くだけの体力がないから
- 未就学児は体が柔らかく足首の怪我をしにくいから
- すぐにサイズアウトしてしまうから
- 防水性のある登山靴がほんとんどないから
小学生以上で本格的な登山道をいくなら登山靴
その理由は
- 登山靴の選択肢が増えるから
- 疲れと怪我を防止できるから
この記事では子供に登山靴は必要か悩んでいるあなたに
- 未就学児なら登山靴より普段の運動靴がよい4つの理由
- 未就学児におすすめの運動靴
- 小学生以上で本格的な登山道をいくなら登山靴がよい2つの理由
- 小学生以上におすすめの登山靴
を説明していきます。
私の子供はまだ未就学児なので運動靴で楽しめるレベルの山に行き、今後どんな登山靴を購入しようか調べまくっているところです。
この記事を読めばあなたの子供に登山靴が必要か、どんな靴を買えばいいかがわかります。
目次
未就学児なら登山靴より普段の運動靴がよい4つの理由
未就学児なら登山靴を購入するよりも普段履いている運動靴がよい理由は以下の4点です。
- 登山靴が必要な山に行くだけの体力がないから
- 未就学児は体が柔らかく足首の怪我をしにくいから
- すぐにサイズアウトしてしまうから
- 防水性のある登山靴がほんとんどないから
登山靴が必要な山に行くだけの体力がないから
私の子供はまだ未就学児で登山靴は買っていませんが、いろいろな山を楽しんでいます。
たまにこの道は登山靴の方がいいなという場面にも出会いますが、そういう道はそもそも体力の方が追いついておらず
「また大きくなったら来よう」
となることが多いです。
なので未就学児は体力的にも登山靴が必要な登山をすることはすくないため、登山靴を買うなら小学生になってから、というのが私のおすすめです。
未就学児は体が柔らかく足首の怪我をしにくいから
未就学児は体が軽く、足だけに負担がいくことが少ないのと、体の柔軟性があるため足首を捻挫する可能性が低いためです。
ぶつけたり、転んだりのケガはするのでそれは防ぎきれませんが、普段履きなれた靴、ということ自体が動きやすさにつながり、怪我の予防になります。
すぐにサイズアウトしてしまうから
小さい子供は数か月で靴のサイズは変わってしまうため、登山靴を買っても数回でもう履けなくなる、ということになってしまう可能性があります。
登山靴つかわなきゃ、というプレッシャーになるのも嫌ですし、そうであれば普段履いているスニーカーで行ける山に行った方が精神的にも健全ですよね。
防水性のある登山靴がほんとんどないから
未就学児がはける登山靴は防水性のあるものが少ないんです。
防水性がないと登山靴としては機能面で心もとないですから、そうであれば普段はいているスニーカーでいいかな、という気がします。
未就学児におすすめの運動靴2選
未就学児の登山では普段履いている運動靴がおすすめなのですが、特におすすめのスニーカーを2つご紹介します。
ニューバランスの313
ニューバランスのスニーカーは子供向けのスニーカーの中でも超定番ですが、その中でも代表的な型番として「996」と「313」があります。
「996」は軽いのがメリットなのですが
「313」は以下のメリットがあり、運動靴としては「313」が断然優れています。
そのため、登山を考えている人には「313」を強くおすすめします。
- ソールの凸凹が深く、グリップ力に優れている
- クッション性の高いインソールを採用している
サイズ展開は12~21.5cmです。
12~16.5cmはこちら。
17~21.5cmはこちら。
ムーンスターのスーパースター
日本の老舗メーカー「ムーンスター」から発売されている「スーパースター」という子供向けの運動靴です。
なんと防水仕様となっています。
地面から4cm、4時間の浸漬状態での防水性を備えた防水機能
登山靴を買うほどではないけど、防水の靴が欲しい人にはうってつけです。
長靴では走ったりしにくいですが、この靴なら走れるし、靴がぐちゃぐちゃにならないので、登山だけでなく、雨の日でも大活躍します。
サイズ展開は16~25cmです。
男の子向けはこちら。
女の子向けはこちら。
小学生以上で本格的な登山道をいくなら登山靴がよい2つの理由
小学生以上で本格的な登山道をいくなら登山靴を買った方がいい理由は以下2つです。
- 登山靴の選択肢が増えるから
- 疲れと怪我を防止できるから
登山靴の選択肢が増えるから
未就学児の登山靴は防水のものがあまりなく、選べる登山靴の選択肢が少ないです。
しかし小学生以上のサイズだと選択肢が一気に増えます。
例えばキャラバンの子供向けモデルですと19cmから、となっているので年長か、小学生以上を想定していることがわかります。
疲れと怪我を防止できるから
疲れの防止に関して、スニーカーなどソール(靴底)の柔らかい靴で長時間歩くと疲れやすいため、登山靴ではソールが固いことが重要となります。
登山靴はスニーカーと比べてソールが固くつくられているため、長時間の登山では疲れにくくなります。
怪我に関しては例えば高尾山でも6号路は木の根があったり、石がゴロゴロしていたり、水が流れていたりとスニーカーでは足首をひねったり、滑って怪我をしそうな場面が多いです。
特に下山は足首を痛める危険や転倒の危険が大きいのでスニーカーよりもの登山靴の方が足を守ってくれ、滑りにくくつくられているので、はるかに安心です。
小学生以上におすすめの登山靴3選
登山靴を選ぶときには最低限以下の2つを気を付けて下さい。
- ローカット or ハイカット
- 防水性能
きちんとした登山靴を買いたいならハイカットで防水性能があるものを選びましょう。
低山登山やハイキングがメインなら動きやすさを重視してローカットも選択肢にはいります。
ここから小学生以上に特におすすめの登山靴を3つご紹介します。
モンベルのラップランドブーツ Kid’s 16-21
モンベルは、1975年に創業した日本のアウトドア用品メーカーです。
オンラインショップもある他、全国に店舗があるので、試着しにいけるのがメリットです。
登山用には高い買い物なので試着したいですよね。
こちらは登山やハイキングに適した全天候型のブーツで、もちろん防水透湿性素材を使用しています。
グリップ力の強い高機能ソールを使用しているので、機能的には十分だといえます。
ラップランドブーツは2種類あるのですが、こちらは小さい子供からはけるモデルです。
サイズが16cmからあり、靴紐ではなくてベルクロ(マジックテープ)で止めるタイプなので未就学児から使用することができます。
サイズ展開は16~21cmです。
モンベルのラップランドストライダー Kid’s 16-21
こちらはラップランドブーツのローカット版です。
ラップランドブーツと同様に防水透湿性素材、高機能ソールを装備しています。
長時間の登山をする予定はなく、低山ハイクのみの方にはこちらが適しています。
サイズ展開は16~21cmです。
キャラバンのC1-JR
初心者向けの登山靴を多く扱うキャラバンの中でも履きやすさを追求した代表モデルがC1シリーズで、こちらはその子供用モデルとなります。
もちろん防水透湿素材を使用しており、子供用モデルですので歩きやすさを考えて全体を柔らかく設計しています。
つま先やかかと部分には硬さがあり、きちんとケガから守ってくれる頼もしさもあります。
靴ひもとベルクロ(マジックテープ)を併用するタイプなので子供でも扱いやすくなっています。
また、インソールが二重底になっており、成長に合わせて若干はサイズの微調整が可能になっています。
サイズ展開は、19~24㎝で1cm刻みです。
子供に登山靴は必要?おすすめも紹介 まとめ
未就学児なら登山靴より普段の運動靴
- 登山靴が必要な山に行くだけの体力がないから
- 未就学児は体が柔らかく足首の怪我をしにくいから
- すぐにサイズアウトしてしまうから
- 防水性のある登山靴がほんとんどないから
おすすめの運動靴
- ニューバランスのスニーカー「313」
- ムーンスターの防水スニーカー「スーパースター」
小学生以上で本格的な登山道をいくなら登山靴
- 登山靴の選択肢が増えるから
- 疲れと怪我を防止できるから
おすすめの登山靴
- モンベルの「ラップランドブーツ」「ラップランドストライダー」
- キャラバンの「C1-JR」
子供に登山靴が必要か悩んでいる方は多いと思います。
登山靴は高い買い物ですので、買わなくて済むなら済ませたほうがいいし、買うならしっかりしたものを買いたいですよね。
この記事を読んであなたの子供に登山靴が必要か、どんな靴を買えばいいかの参考になれば幸いです。
ではまた!